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アート

韓国のアートも見逃せない!

ドラマからはじまった韓国への関心は、いつしか韓国文化全般へと拡大~

特に自分でつくることができるワークショップは、本当に貴重な経験♪~毎回、わくわくしながら参加しています。

韓紙工芸

韓紙(ハンジ)の歴史

韓国は数世紀にわたる製紙の歴史があり、韓国最古の紙は麻からつくる麻紙(マジ)。

高麗時代には楮(こうぞ)の皮で紙をつくりはじめ、大量生産が可能に。

楮の植樹、紙製造業の繁栄、官営の製紙業促進を経て、厚くて丈夫、表裏滑らかで光沢ある紙の生産に成功。

さらに技術が進み、韓紙(ハンジ)生産へと発展していきます。

紙糊工芸

紙粘土のような技法。

韓紙を水に浸して戻した後、糊などの接着剤を入れて捏ねてから器物の表面に薄く何度も貼り付けます。

閨房工芸(キュバン)
규방공예

~閨房七つ道具~

(閨房七友:キュバンチルウ)

 ①針

 ②糸

 ③ものさし

 ④指ぬき

 ⑤はさみ

 ⑥火熨斗(ひのし)

 ⑦焼きごて

~閨房工芸とは~

ヤンバン(貴族)の女性たちが生活して

いる部屋「閨房(キュバン)」でつくら

れた小物(針仕事)全般をさしています。

閨房工芸のポシャギをはじめて習ったのは、韓国文化院が現在の四谷ではなく麻布十番にあった頃。

余った布で針山をつくればいいと教えてくださったやさしい先生が印象的でした。

チュモニ(巾着)は

「どうしたらあの形になるのか?」

不思議にでしたが(図形感覚がないので…)先生のお手本を見て、なーるほど。

参加されていた方と深ーくうなずくばかりでした。

吉祥の日本文様も数多くありますが、

閨房工芸においても縁起物、幸せを願う想いが込められているものがたくさんあり、見ているだけで楽しくなります。

 

韓国文化院~韓紙工芸体験ワークショップ ~
日時:2013.8.29(木)14:00~   羊つくり(置き物)

所要時間 約1時間

羊のかたち(原型)はすでにつくってあり、糊がついた

韓紙を楊枝ですくいながら、少しずつ「モアモア」を

つくっていくのです。

出来上がりを見た先生から「顔が大きい」と言われて

しまいました(笑)

 

韓国文化院(facebook)つくり方の動画あり!

https://www.facebook.com/kculturejapan/videos/565101876881678/

 

韓国文化院「韓紙の美展」

http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=2975

民画

古くから一般庶民の間で広く描かれ「実用画」のことを民画といいます。

暮らしの中で飾るため、あるいは「永遠の幸せ」を願い、描かれていました。

一般的な絵画(風景画や花鳥など)をモチーフに描かれていますが、通常落款はありません。

 

民画は先史時代からはじまります。

多様な宗教儀式や公共施設、家の装飾のために必要とされた絵画の中で、主に厄払いをし、幸福を招くために描かれたのが民画でした。

仮面・仮面劇
가면(タル)・ 탈춤(タルチュム)

新宿のお店で見た小さな「仮面」が並んだ額(フレーム)。

日本の能面とは違い、温かみのあるその趣に思わず、撮影させていただきました!

仮面(タル)は、紙、木、ヒョウタンと毛皮で作られ、色により仮面(タル)の性別や年齢がわかるようになっています。

[人物]

(黒)老人の仮面

(白)若い女性の仮面

[方角・季節]

(黒)北・冬

(赤)南・夏

仮面劇(タルチュム)は、平民たちの間で楽しまれた民族ノリ(遊び)のひとつ。

韓国語がわからなくても、仮面劇ならお面や色を手掛かりにおおよその内容がわかるのでは~

 

お店で見かけたのは、仮面をモチーフにした作品ですが、実際のタルチュムもぜひ見てみたいと思います。

絵本やスッカラなどでおなじみの池先生に「民画」を習いました(2014年8~10月)。

朝日カルチャーセンター(立川教室)

残念ながら仕事の都合で通えなくなりましたが、また習ってみたいと思っています!

https://twitter.com/art_ippo/status/506091202446249985

 

池 貴巳子先生(facebook)
https://www.facebook.com/kimiko.chi.9

※参考文献「韓国文化へのガイド」

大韓民国文化体育観光部海外文化弘報院 2009年度版

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